札幌市のダイエット・ボディメイク専門パーソナルトレーニングジム「スタイルメソッド」の古本 直也(フルモト ナオヤ)です。
コロナウイルスの影響で、ジムトレを諦め、自宅トレに切り替えられた方は多いのではないかと思います。
ここ札幌では、数日の間に感染者数が急激に増加しているとの報道がなされており、気を引き締めて生活をしたいものです。
今回は、自宅トレ(=自重トレーニング)とジムトレ(=ウエイトトレーニング)の効果について、具体的には、筋肥大や筋力向上の効果の違いについて記事を書いていきたいと思います。
自宅トレVSジムトレ
最初に結論からお伝えしますと、トレーニング年数やメニューによっても変わってくるため、一概には言えないのですが、一般的に見て筋トレの効果は、ウエイトトレーニングの方が自重トレーニングよりもまず間違いなく大きくなります。
ジムトレの方が自宅トレよりも効果的だということです。
なぜこのような主張をするのかというと、その理由は大きく2つあります。
1つ目:強度の調整が難しい
自重トレーニングは、文字通り自分の体重を負荷として扱うため、強度の調整が上手くできないという難点があります。
例えば胸を鍛えるウエイトトレーニングの代表格、ベンチプレスやチェストプレスでは、バーベルやプレートなどの重りを負荷として扱うため、その人に適した強度に調整することが可能です。
一方、同じく胸を鍛える自重トレーニングの代表格、腕立て伏せでは、ムキムキマッチョマンからすると強度が低すぎますし、逆に運動経験のない過体重の女性からすると強度が高すぎます。
2つ目:エクササイズのバリエーションに限りがある
繰り返しになりますが、自重トレーニングは自分の体重を負荷として扱うため、エクササイズのバリエーションに限界があります。
例えば背中を鍛えていく場合、ウエイトトレーニングではベントオーバーロウ・ワンハンドロウ・ラットプルダウン・シーテッドロウのように多種多様なエクササイズが存在しますが、自重トレーニングでは懸垂・ドアウェイロウくらいしか思いつきません。
基本的にはジムトレを推奨するけれども…
「強度の調整が難しい」「エクササイズのバリエーションに限りがある」との理由から、筋トレの効果は、ジムトレの方が自宅トレよりも大きいと言わざるを得ません。
そのため、基本的にはジムトレをオススメしています。
しかし、自宅トレでも効果はありますし、月額会員費がかからない・いつでもすぐに筋トレを行うことができる、というメリットもありますので、それらを十分に吟味したうえで、トレーニング方法を選択なさるのが良いのではないか?と考えています。